【新唐人2014年10月07日】マッサージや鍼灸などのチェーン店を手がける上海康駿養生チェーン有限公司が先日倒産しましたが、従業員の給料３か月分が未払いのままでした。４日、この会社の従業員およそ800人が、未払い賃金を求めて、上海市政府前で座込みを行いましたが、当局に鎮圧されました。
４日午前８時、上海康駿養生公司の従業員およそ800人が上海市政府前に集まり、座込みで未払いの賃金を求めました。中共の「国慶節」という敏感な時期でもあり、当局は100人以上の警官を出動させ、暴力的に退散させました。200人近くが強制的に大型バスで連行され、３時間拘束されました。
上海康駿公司従業員 彭さん
「私たちは市政府前の人民広場にいます。700〜800人はいます。捕まえて殴っています。複数が負傷し、病院へ行きました。午前と午後合わせて200人近くが連行されました。３時間経って解放されました。法律も犯していないので、人々を退散させるためでした」
従業員たちは以前にも、市政府と労働部門に助けを求めましたが、相手にされませんでした。
上海康駿公司従業員 彭さん
「資金が断たれ、賃金が３カ月も未払いのままです。従業員宿舎も期限が来て、家賃の期限が来ています。追い出すと言われています。住む処もありません。皆もうこれ以上待てないのです」
政策の支持がないため、サービス業の景気が全体的に悪く、その影響で会社は給料すら払えない状況になったといいます。
上海康駿公司従業員 王さん
「社長は最近姿を見せていません。管理層はこの種の賃金遅配を放任すべきではなかったのです。穴がますます大きくなり、結局埋められないところまで来てしまいました」
2004年に設立された上海康駿養生チェーン有限公司は、全国に70以上の店舗があり、2000人以上の従業員を抱えています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/10/06/a1143990.html （中国語）
（翻訳/赤平 ナレーター/水田 映像編集/李）
